補聴器の医療装具としてのこだわり
現在補聴器は管理医療機器販売業・貸与業の届け出をすれば欧米とは違いだれでも補聴器が販売できます。補聴器はもともと雑品として日本に入ってきており後から医療装具として扱われだしたので、既得権益として普通に市販されていると考えています。30年間補聴器医療に携わってきて分かったことは高度な検査技術・診断技術・調整技術が基本にあり、聴覚リハビリテーションができなければ補聴器装用はうまくいかないということが多々あります。ただ現在の問題は補聴器を扱う医療機関があまりにも少ないという現実があります。その一助となるために補聴器処方だけでなく、有志の先生方に対し補聴器外来開設の支援も行っております。